おすすめの小学生向け書籍の紹介です。
10歳までに読みたい日本名作シリーズの中から、抜粋してみました。
※Amazonリンクは、Kindle版にフォーカスされている場合がありますので、実書籍を希望の方はご注意ください。
平家物語
源平合戦のお話です。
那須与一の一幕も掲載されています。
源平合戦は有名なお話なので、読んでもらいたいものですね。
古事記
昔の日本の神様のお話。
天の岩戸、ヤマタノオロチ、因幡の白うさぎ、黄泉の国などのお話が掲載されています。
源氏物語 姫君、若紫の語るお話
紫式部さんの、平安時代の物語です。
源氏物語は、古文の勉強に確実に入ってくるので、ある程度、簡単な本で概要はつかんでおいたほうが良いかと思います。
漫画の「ドラゴン桜」でも、漫画 「あさきゆめみし」で、概要を覚えることを推奨しています。
銀河鉄道の夜
宮沢賢治さんの作品。
少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗り、不思議な世界を旅する物語です。とてもきれいな世界を描いています。
原著の方は言葉がとてもきれいに修飾されています。
その分、ストーリの流れは分かりづらい部分もありますが、本当にきれいに言葉が紡がれていきます。
子供の頃は難しいと思いますが、大きくなったら読んで欲しい作品の一つです。
注文の多い料理店/野ばら
宮沢賢治さんの、「注文の多い料理店」、「セロ弾きのゴーシュ」、小川未明さんの3話が掲載されております。
注文の多い料理店は、読んでいくうちに落ちが見えてくるところが面白いですね。
セロ弾きのゴーシュは、ゴーシュのセロを弾く勢いが面白いです。
坊っちゃん
夏目漱石さんのまっすぐな性格な主人公のお話。
本当に、ちゃきちゃきの江戸っ子っぽい感じです。
赤シャツは、卑怯な人間ですが、山嵐も坊ちゃんも度が過ぎている感はあります。
走れメロス/くもの糸
走れメロスは、太宰治さん作の友情を守るために走り続ける物語。友情が熱いです。
蜘蛛の糸は、芥川龍之介さんの著書です。
儚い仏教感を表わしています。
少年探偵団 対決! 怪人二十面相
江戸川乱歩さんの少年探偵団、怪人二十面相のお話です。
少年探偵団シリーズはかなり多いのですが、導入として、こちらから入るのも良いかと思います。
里見八犬伝
江戸時代に出版された、「南総里見八犬伝」のお話です。
原著の方は全98巻と壮大なストーリーとなっているそうです。
仲間は仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の各文字を有するというところが、中二病心をくすぐりますね。
竹取物語/虫めづる姫君
かぐや姫のお話ですね。
手ぶくろを買いに/ごんぎつね
新美南吉さんの狐にまつわるお話。
「手ぶくろを買いに」は、心温まるお話。
「ごんぎつね」は、泣けるお話です。
小学校の教科書に含まれていましたが、心に残るお話でした。
・セット商品
1期 6巻 (銀河鉄道の夜、竹取物語、走れメロス、里見八犬伝、手ぶくろを買いに、平家物語)
2期 6巻 (少年探偵団、古事記、坊っちゃん、東海道中膝栗毛、注文の多い料理店、源氏物語)
2021.11.2 初稿
2021.12.4 更新 セット商品を追記